2015年06月27日

スポーツに起因するいじめをなくす方法を教えてください。

 最近、ドッジボールは野蛮で、いじめを助長するから禁止したほうがいいという話題が出ていますね。

 みなさんは、どう思われますか。

 「ばかばかしい」
 と即座に、お答えになった方は、きっと人並にスポーツのできる方だと思います。

 わたしは、この問題について、簡単に答えることはできません。
 なぜなら、上記の考え方は、子どもの頃(大人になってからも)私自身がずっと考えていたことだからです。

 もちろん、教師として働いている今、大人の目で見れば、いじめられるからドッジボールを禁止するのはおかしいと思います。そんなのはドッジボールだけじゃないですからね。


 けれど、一人の児童だったわたしからすれば、、スポーツがとても苦手で、そのせいで人生のかなりの部分が暗くなったと思っています。 特に、団体競技はへたくそだと、他の人に迷惑をかけますからね。ドッジボールをはじめ、リレー、バレーボール、がさかんに行われていて本当に嫌な思いをしました。この気持ちは、味わった人でないとわからないと思います。いやなことばかり言われるし、いじめられるし、学校に行くのがいやになり、行ってもなかなか積極的になれません。

  教師として働いている今でも、本当のこと言って、体育はきらいです。体育のある日は仕事を休みたくなります。どうすれば、わたしのように嫌な思いをする子をなくすことができるか考えていますが、あまりかたよると、今度は、そこでこそ活躍できるはずの子にストレスがかかります。
 
 「どうしたら、苦手な人も楽しめると思いますか。」 
 と話し合えば、
 「強い人は利き手と反対の手で投げればいい。」
 など意見が出ますが、それでは本当なら強く投げられる人は「こんなん、おもしろくない。」と言います。

  思いやりを持って譲るのがいいという結論に至ったとすれば、もうそれはすでにスポーツではなくなってしまいます。
 たとえば、徒競走で相手の子がかわいそうだからと言って、手加減したとすれば、競争の意味がなくなってしまいます。

 なんでも、禁止すれば解決するものではないと思います。
 もしかしたら、学級や学校の問題として、だれもが楽しめるようにするには、どうしたらいいのか、子どもも大人もみんなで悩むことに意義があるのかもしれません。

 
 ドッジボールは、いじめがないとしても、へたな人はボールが受けられませんから、逃げるだけです。時には、ボールを当てる対象ともみなされず、何もしないでじっとしていることもあります。外野に行ったら特にそうなってしまいます。

 へたくそでいじめられても、それを乗り越えるようになってほしいという意見もありますが、何も支援せずに、言うだけならそれは横暴です。

 スポーツをスポーツとして、心からみんなが楽しめる方法を思いついた方があれば、ぜひ教えてほしいです。


risu_happy at 20:55コメント(0) 

2015年04月29日

教員の昼休みと放課後の過ごし方

 会社で勤めていたころは、昼休みは仕事を離れて、友人と雑談しながら昼食をとるのが楽しみでした。
 もちろん、どこの会社でもそんな悠長な昼休みをしているわけではないとは思いますが、そういうところも多いと思います。

 学校は、一応45分間は昼休みだと規定されていますが、担任を持っていれば、実際は昼休みはありません。
 給食の準備の指導から始まり、食べている最中も、こぼしたとか、おかわりとか、吐いてしまったとかいろいろハプニングが起こるので、急いで食べて、対応しなければなりません。
 給食の片付けが終わった後は、提出物を見たり、子どもと遊んだり、大忙しです。

 子どもの頃は、先生は昼休みに子どもと遊んで、暇そうだと思っていましたが、今になって、それはたいへんな誤解だとわかりました。

 先生は暇だから、遊びたくて遊んでいるのではなくて、こどもと遊ぶのも仕事なんだということがわかりました。

 単に遊ぶだけなら楽しいのですが、あれもこれもしなくてはいけないと気になりながらも、子どもに教育的配慮をしつつ遊ぶのですから、あまり楽しくないのが本音です。
 
 何も気にしないで、思いっきりこの子たちと遊んでみたいと思うこともしばしば。

 休み時間はあって、なきがごとし。

 放課後は、お茶くらい飲む時間はありますが、やることがたくさんあるので、定時に帰れることはなく、残業代なしの残業が当たり前です。

 いえいえ、月〇千円の手当(みなし残業代のようなものでしょうか)をいただいているので、サービス残業だと言っては叱られるかもしれませんね。

 つい、夜遅くなってしまうのは、私の仕事の仕方が悪いからでしょう…。
 なぜか、9時くらいになってしまいます。10時の時も。早く帰るときは、たくさん持ち帰っています。
 
 もっと効率よく仕事できるようになるといいのですが…。

 あと、忙しすぎて同僚の先生方と個人的な話をする時間がほとんどありません。
 ほとんど仕事の話しかできません。

 それも会社員のころとはずいぶん違いますね。
 最初はさびしく思っていましたが、なんだか慣れてきました。
 
 プライベートな話はなかなかできませんが、仕事の相談はたくさんするので、それで人間関係を深めていくしかないなと思います。

risu_happy at 23:00コメント(2) 

2015年04月12日

やはり遅すぎた転職の時期?

 いつまでも若いつもりでいても、やはり脳や体は退化しています。
 若いころのように、体力的に頑張れないし、物覚えや飲み込みも悪いです。

 最近、特に疲れてしまうので、こんなので65歳まで働けるだろうかと心配になります。
 仕事もなかなかうまくいかないので、もっと頑張らなければと思いますが、難しいです。

 やはり、この年でまったく違う仕事に就くのはかなり、無謀だったかもしれません。

 採用試験も受けられない年齢なので、これからもずっと講師です。
 まあ、受けられたとしても、いまさら受からないと思いますが…。

 それに、この前、管理職から、ここには書けないつらいことを言われて、わたしが、若くなくて、講師だからそんなふうに言われるんだなと、ショックを受けていました。

 会社員から教員に転職しようかどうか迷っている方がいらっしゃったら、早いほうがいいです。
 いえ、教職にかかわらず、ぜんぜん違う仕事をするなら、早く決断したほうがいいです。
 
 40歳で転職は厳しいです。

 自分は仕事を選ばない、何でもする!と思ったとしても、仕事のほうが自分を選んでくれないこともあります。
 

risu_happy at 21:18コメント(0) 
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